Newsletter 2019/01 vol.17

2019年、勝負の年!!!

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
こそらぼではプロダクトも定まり、どう展開するかというタイミングとなり、今年は勝負をかけていきたいと思っています。
本年はプロダクトの展開を確実に実行するとともに、データから新たな可能性を見つけることにチャレンジしていきたいです。

1.母乳フローラセルフチェックサービスのローンチ
2018年に検討を重ねてきたサービスをいよいよ本格的にサービスとして展開し、母乳のフローラの状態を把握します。そのためには、まずは数名から生体サンプルを提供頂き、技術的にデータ化できるかを確認し、どのような方法で採取し配送して頂くかを検証し、確定します。そして、実際にサービスを一般の方々へ提供し、母乳のフローラの状態を知ってもらい、自らの母乳の状態を理解し、食生活やライフスタイルについて考えるきっかけを与え、改善してもらい、元気な赤ちゃんの成長を応援します。

2.収集データの質(Quality)にこだわる
少人数単位(グループ)で母乳フローラを解析を行い、参加している人たちのライフスタイルに関する情報と組み合わせ、データに対する解釈を深めることができます。データを蓄積し、解釈を与えることで、より良い母乳に関する基準を策定します。
本年はサービスの利用者の数量よりもどんなデータがあれば、データから健康な母乳と言えるのかに注力し、活動しようと考えています。

3.産前(妊娠期)からのライフスタイルを変革することへのアプローチ
母乳フローラを調べるのは産後であり、そこから食事だ行動変容で母乳の状態を制御することはまだまだ難しいことが分かっています。なので、「健康な母乳を作る」というテーマに対して、産前(妊娠期)からママやパパになる人たちの意識を変えて、行動を変える仕組みを作ることにチャレンジします。「食事のバランス」と「仕事の負荷状況」、「睡眠の状態」から、その人のライフスタイルを評価できるようにし、出産までの間にどれくらい意識して基準値に近づけるかを支援する仕組みを作りたいです。

4.積極的な情報発信と啓蒙活動
産前のケアをしっかりしなければならないと思っている人が増えてきています。データから新生児の体重が低体重化していることが指摘されており、これは母親の栄養状態が胎児に影響しているのではないかと言われています。
多くの女性は過剰なダイエットや仕事が多忙で食生活が乱れ、また食事のバランスが崩れていることが課題ではないかと考えられています。ただ、妊娠期は健康な赤ちゃんが無事に産まれてきてほしいと願うことに頭がいっぱいで、産まれてきてからの母乳が健康かどうかということまで意識がまわっていませんが、その重要性を根気よく発信していきたいです。

また、世界では同様に低体重化する新生児に対することを問題視しており、何とかしていこうという動きがありますが、問題の原因は日本とは異なりますが。

5.ビジネスコンテストで勝つ
昨年はビジネスコンテストに参加するだけでしたが、今年はサービスをローンチし、ビジネスにリアリティをもったアピールができるようにし、ぜひともビジネスコンテストでは優勝できるように頑張ります。
ただビジネスコンテストはあくまでイベントであるので、それに勝てるくらいに洗練されたビジネスモデルを創り上げることに注力ます。

本年はこれまで考えてきたことをいよいよビジネスとして展開するので、ドライブをかけて仕掛けますので、どうぞ引き続きのご協力をよろしくお願いします。

2019年 元旦

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

これまでいろいろ考えてきたことをいよいよカタチにしてビジネスになるかを勝負する年にしたいと考えております。
皆様のご協力のほどよろしくお願いいます。

2019年 元旦

Newsletter 2018/12 vol.16

2018年を振り返って

今年ももう12月、今年の振り返りをしてみたいと思います。
こそらぼとしての活動を開始して、はや2年。
「男性が子育てに参画すれと、社会が変わる」をテーマにこれまで活動してきました。また子育ての課題をビジネスとして解決することにチャレンジしています。

今年はいろんな人にお会いする機会が多く、たくさんのアドバイスを頂戴することができたことに感謝、感謝です。まだビジネスらしい「もの」はないにも係らず、アイデアに耳を傾けて頂き、時間を頂けたこと、ほんとにありがとうございます。この貴重な時間を来年は価値に還元していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

■今年の目標に対して
今年、母乳の検査、状態を知れるようにすることをサービス化することを目標にあげました。
サービス開始まではちょっと届きませんでしたが、予約販売までは何とか実現できそうなところまできました。母乳フローラ検査をサービス化できれば本当に世界初となります。(栄養だけを検査するサービスは本年11月に他社がリリースされましたので母乳の検査では一番ではありませんでした。)

■活動について
・1000人を目標にヒアリングを実施
3月下旬から母乳の検査サービスが本当に事業になるのかを知るために、1000人にヒアリングしてみたらと、長年創業支援をされている方からのアドバイスからスタートしました。11月末時点で365名と直接お会いしてモデルの説明をさせて頂き、反応を頂きました。
実際にお会いした人の数は手帳に記すようにすることで、どんな人にお会いしたかを記録し、タイプごとの反応を整理できるようにしています。

50名くらい:どんな事業かを簡単に説明できず、状況だけを説明してるだけで、何を依頼しているのかが不明確であったと思います。
100名くらい:どんな事業なのかを説明できるのうになり、協力者が現れました。ビジネスモデルの検証をお手伝いして頂く起業家に出会うことができ、アドバイスを頂きながら、どうすればビジネスになるかを一緒に考えて頂きました。
150名くらい:実際に事業に参画したいというサイエンティストと出会うことができました。
300名くらいで:ビジネスコンテストにエントリーし、ピッチの機会を頂くことができました。
・ママ、パパへのアンケート調査を実施
9月下旬から10月上旬でママ経験者、パパ経験者を対象に育児に関するアンケートを実施し、合計100名以上の方にご協力を頂きました。
母乳の質に関心があるママは84%に対して、母乳の検査をしたママは0%ということが分かり、ニーズに対する仮説を検証することができたことは非常に大きな一歩であったと思います。

・ビジネスモデルを検証
有名な起業家に協力を頂き、母乳の検査サービスを事業化するために協力を頂きました。
はじめはサイエンスを検証する目的でエンジェル投資をお願いしたところから始まり、ビジネスとして成立するのかを1つずつ検証することに協力を頂きました。現状の検査サービスだけではやはりビジネスとして発展させることは難しいため、違うアプローチでビジネスがスケールするモデルを考える必要があることを認識しており、現在はここに注力して頭を使っています。

・Webサイトを刷新
創業時に事業内容の紹介を目的に立ち上げたWebサイトを、これから実現したい「母乳フローラセルフチェックサービス」の説明に重点を置き、これまでの活動内容を説明できるようにしました。
情報発信を積極的に行い、認知度を高めて、アクセス数を増やすことが課題です。

■本年、まだやること
・はじめてのビジネスコンテストに参加!
12月4日の「Health2.0 Asia-Japan」でLightning Pitchに登壇予定
・実際に最近赤ちゃんが生まれたままに母乳をサンプルとして提供してもらって、テストシーケンシングルを実施する予定

・母乳セルフチェックサービスの予約販売を開始
12月20日ごろ予約開始を目標に準備を進めています。
まだまだビジネスとしてスケールできるモデルを描くことができていませんが、来年はいよいよ自分たちが考えたモデルを実証することになります。
引き続きご支援のほどよろしくお願いします。

Newsletter 2018/11 vol.15

アンケートの結果について

先月号でアンケートを実施しますとお伝えしたが、今回は結果を報告させて頂きます。
ご協力をいただきました方々には感謝しております。本当にありがとうございました。
今回のアンケートでは母乳に関する質を調べることにどれくらいの人が関心があるのか、またママとパパの赤ちゃんと子育てに関する状況を調べることを目的に実施させて頂きました。ママ向けが63名、パパ向けが44名にご回答を頂くことができました。
※アンケートに関する詳細のレポートはWebサイトに掲載しています。http://cosolab.com
アンケートの結果から6つの気づきを得ることができました。

1.母乳の質(状態)を気にしている人は多いが、実際に調べた人はいない。
ママに母乳の質について気にしていたかと訊いたところ、85%の人が気にしていたと回答されました。しかし実際に検査した人は0人でした。現時点では調べる方法が医療機関以外にないため、簡単に調べることができないのでこの結果は想定通りです。ただ、この母乳の質を検査することを事業化しようとすると、意識から行動へ移す仕掛けが必要となるため、工夫が必要で、頭を悩ましています。

2.母乳の質は食事とストレスに関係していると考えている人が多い。
母乳の状態をよくするためにはママの食事が重要だと認識している人はママもパパも多かったです。そして、次にストレスが影響するのではないかという人たちも多く、特に男性はその傾向が強い印象を持ちました。

3.そのストレスを意識してか、パパは家事、育児に積極的に関わっている。
赤ちゃんが産まれて、家事、育児が始まった時に、ママもいろいろ大変だということを理解し、パパはそれをフォローするカタチで家事、育児に協力しているようにアンケートの結果から感じました。パパの関わり度合いは分かりませんが、一通りのことは家庭で実践しているようです。

4.ママはパパに育児の相談をし、二人で育児をするようになってきている。
前述のパパの家事、育児への関わりもそうですが、ママも育児の相談をパパにするという人が多く、夫婦で子育てという流れができているのだなぁと感じました。アンケートの結果をもとに子育てについて夫婦で相談するかを個別に聞いたら、相談する人としない人とが極端に分かれるようで、こちらも興味深い反応がありました。

5.ママもパパも育児についてネット(スマホ含む)で情報を集めている。
育児に関する情報ソースは人に聞くというよりも、インターネットを活用するというママとパパが多い傾向がありました。

6.腸内細菌に関する認知度はママはそこそこ、パパはまだまだ。
母乳の状態を母乳フローラ(細菌叢)で見ようと考えているので、腸内細菌という言葉の認知度を知りたくて質問したところ、女性は75%の人が腸内細菌のことを知っていましたが、男性は36%の人しか知りませんでした。最近、いろんなところで美容との関係で腸内細菌のことが言われているので、女性の認知度が高いのは納得です。

これらのアンケートの結果を踏まえ、次はいよいよ母乳の検査サービスを提供するにあたって、テストマーケティングを行い、市場が本当に存在し、どれくらいの規模なのかを調査したいと考えています。
その時、母乳の状態を栄養という観点から見るのか、免疫(抗体)という観点から見るのかがポイントになるだろうと考えています。

これまで母乳は人工乳との比較で考えると、栄養の話が多く、免疫のことは注目されていなかったので、私どもとしては免疫に重点を置いて考えていきたいと考えています。
12月にはなんとかテストマーケティングを開始したいと考えているので、11月中にプランを整理し、次号ではその進捗をご報告できればと思っています。

ぜひアイデアあれば、ご連絡よろしくお願いします。

「母乳フローラセルフチェックサービス」、予約販売準備中

母乳の質(状態)を気にするママは多くいますが、その質を調べる方法がこれまでありませんでした。そして、母乳に関する情報はデータに基づくものがあまりなく、自分の状態にとってどうなのかも曖昧で、どれが正しい情報かと悩むこともしばしばでしたが、現在のシーケンシング技術を活用することで、数値化することが可能となり、その数値データに基づいてどうすれば良いかを考えることができるようにしていきたいと考えています。
特に、母乳がもつ大きな役割である「栄養」と「免疫」の2つのうち、「免疫」の機能に注目したセルフチェックサービスを提供していきたいと考えています。現在、予約販売開始受付ができるように準備を進めており、2018年12月中に予約を開始できるようにと考えています。

母乳育児に関するアンケートの結果についてのご報告

母乳育児に関して、ママ 63名、パパ 44名を対象にアンケートをさせて頂き、母乳の質にどれくらい関心があるのかを確認させて頂きました。

ご協力を頂きました皆様には本当に感謝しております。
ありがとうございました。

今後のサービス開発に役立てたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

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Newsletter 2018/10 vol.14

利用者の声から仮説の検証

今年3月ごろ、母乳の健康度を検査できるサービスを立ち上げたいと考え始めて、知人に相談した時、まず1000人に話を聞いてもらえと、アドバイスをもらいました。そして、その人数を手帳に記録しておくようにとも言われました。半年経過した9月末時点で260名ほどに聞いてもらうことができました。
下記のような変化を感じています。
・やりたいことをより明確に説明できるようになった。
・こちらがやりたいことだけを説明するのではなく、何を相手にお願いしたいのかを伝えることが大事である。
・私たちに、資金、知識、意見、アンケートを拡散するなどの協力を申し出てくれる人たちが増えた。
また、これまで意見を伺った人たちについて、どんな人がどんなことを言っていたのかを分類し、整理してはどうかと知人に言われたので、私たち自身なりに整理を行っているところです。
これまで母乳の健康度というテーマで、ビジネスとして成り立つのかをを提供者としての観点で考えてきました。そのため利用する人たちの意見を伺う機会が少なかったことに気づき、少し想定される利用者の意見を聞き、自分たちが課題と設定していることが、本当に利用者にとって課題なのかを確認していきたいと考えています。
このような背景から自分たちが設定しているが課題が本当に利用者にとっての課題か、またその課題を正しく解決しようとしているのかを検証しようと思って、9月中旬から子育てを経験したママとパパを対象に、我が子の授乳期(0歳のころ)を思い出してもらって、その時どうだったのかをアンケートさせてもらっています。

◾️ママ向けの質問
1)自分の健康に自信がありましたか?
2)仕事をしてましたか?(産休、育休を取得)
3)母乳の健康状態(良質か)を気にしてましたか?
4)母乳の成分、栄養を検査しましたか?
5)母乳をあげてましたか?
6)赤ちゃんについて、何が一番大変でしたか?
7)出産後、一番大変だったことは何ですか?
8)誰に一番相談しましたか?
9)情報はどこから入手しましたか?
10)母乳の質は何に関係すると思いますか?
11)「腸活」はご存知ですか
12)授乳期に困ったこと、気づいたことは

当初はママだけに意見を聞けば良いのではないかと考えていたのですが、回答の結果をみていたら、パパにも意見を聞いてみたくなり、パパ向けに質問を用意しました。

◾️パパ向けの質問
1)母乳は血液からできているって知ってますか?
2)母乳の健康状態(良質か)を気にしてましたか?
3)母乳の質は何に関係すると思いますか?
4)パパになって、一番大変だったことは何ですか
5)誰に一番相談しましたか?
6)奥さんから育児の相談を受けましたか?
7)赤ちゃんのお世話でしたことは?
8)家事でしていたことは?
9)情報はどこから入手しましたか?
10)「腸活」はご存知ですか
11)授乳期に困ったこと、気づいたことは?
多くの方にWebでのアンケートを拡散頂き、協力を頂けたおかげで、たくさんの方にご回答を頂き、私たちが想定していた課題だけでなく、新たな課題に気づくことができました。アンケートに関わって頂いた方々に感謝しています。本当にありがといございます。
アンケートを通じて明確になったことは、ほとんどのママは母乳の健康状態について気にしているが、その状態を検査したことはないということです。また、その母乳の健康状態に影響を与える因子として、ママの食べ物とストレスと多くの方が感じているようです。そして、パパは授乳期にママの家事の負担や精神的な負担を下げるために協力しようと行動を起こしているパパも多いこともわかりました。
このアンケートの回答の結果については、考察をつけて整理する計画をしてますので、少しお時間をいただけるようお願いします。
また、アンケートを通じて利用者の声を聞き、自分たちの仮説や課題が妄想の課題でないことはわかったので、新たな幾つかの気づきを参考にして、ビジネスモデルを描きます。

また来月進捗を報告できるように活動していきます。

引き続きご協力よろしくお願いします。