Newsletter 2018/12 vol.16

2018年を振り返って

今年ももう12月、今年の振り返りをしてみたいと思います。
こそらぼとしての活動を開始して、はや2年。
「男性が子育てに参画すれと、社会が変わる」をテーマにこれまで活動してきました。また子育ての課題をビジネスとして解決することにチャレンジしています。

今年はいろんな人にお会いする機会が多く、たくさんのアドバイスを頂戴することができたことに感謝、感謝です。まだビジネスらしい「もの」はないにも係らず、アイデアに耳を傾けて頂き、時間を頂けたこと、ほんとにありがとうございます。この貴重な時間を来年は価値に還元していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

■今年の目標に対して
今年、母乳の検査、状態を知れるようにすることをサービス化することを目標にあげました。
サービス開始まではちょっと届きませんでしたが、予約販売までは何とか実現できそうなところまできました。母乳フローラ検査をサービス化できれば本当に世界初となります。(栄養だけを検査するサービスは本年11月に他社がリリースされましたので母乳の検査では一番ではありませんでした。)

■活動について
・1000人を目標にヒアリングを実施
3月下旬から母乳の検査サービスが本当に事業になるのかを知るために、1000人にヒアリングしてみたらと、長年創業支援をされている方からのアドバイスからスタートしました。11月末時点で365名と直接お会いしてモデルの説明をさせて頂き、反応を頂きました。
実際にお会いした人の数は手帳に記すようにすることで、どんな人にお会いしたかを記録し、タイプごとの反応を整理できるようにしています。

50名くらい:どんな事業かを簡単に説明できず、状況だけを説明してるだけで、何を依頼しているのかが不明確であったと思います。
100名くらい:どんな事業なのかを説明できるのうになり、協力者が現れました。ビジネスモデルの検証をお手伝いして頂く起業家に出会うことができ、アドバイスを頂きながら、どうすればビジネスになるかを一緒に考えて頂きました。
150名くらい:実際に事業に参画したいというサイエンティストと出会うことができました。
300名くらいで:ビジネスコンテストにエントリーし、ピッチの機会を頂くことができました。
・ママ、パパへのアンケート調査を実施
9月下旬から10月上旬でママ経験者、パパ経験者を対象に育児に関するアンケートを実施し、合計100名以上の方にご協力を頂きました。
母乳の質に関心があるママは84%に対して、母乳の検査をしたママは0%ということが分かり、ニーズに対する仮説を検証することができたことは非常に大きな一歩であったと思います。

・ビジネスモデルを検証
有名な起業家に協力を頂き、母乳の検査サービスを事業化するために協力を頂きました。
はじめはサイエンスを検証する目的でエンジェル投資をお願いしたところから始まり、ビジネスとして成立するのかを1つずつ検証することに協力を頂きました。現状の検査サービスだけではやはりビジネスとして発展させることは難しいため、違うアプローチでビジネスがスケールするモデルを考える必要があることを認識しており、現在はここに注力して頭を使っています。

・Webサイトを刷新
創業時に事業内容の紹介を目的に立ち上げたWebサイトを、これから実現したい「母乳フローラセルフチェックサービス」の説明に重点を置き、これまでの活動内容を説明できるようにしました。
情報発信を積極的に行い、認知度を高めて、アクセス数を増やすことが課題です。

■本年、まだやること
・はじめてのビジネスコンテストに参加!
12月4日の「Health2.0 Asia-Japan」でLightning Pitchに登壇予定
・実際に最近赤ちゃんが生まれたままに母乳をサンプルとして提供してもらって、テストシーケンシングルを実施する予定

・母乳セルフチェックサービスの予約販売を開始
12月20日ごろ予約開始を目標に準備を進めています。
まだまだビジネスとしてスケールできるモデルを描くことができていませんが、来年はいよいよ自分たちが考えたモデルを実証することになります。
引き続きご支援のほどよろしくお願いします。