Newsletter 2017/11 vol.3

やっぱりいつもの小児科

長男(5歳)は毎年夏になるととびひになります。特に今年はひどく、大変なことになりました。成長とともに引っ掻く力も強くなり、「掻くな」と言っても掻いてしまうと、いろんなところに広がってしまいます。
子供との意思疎通がとれるようになり、毎年のことかと思うと、つい皮膚科へ連れていき、治療を始めてしまったことが、今回の惨事を拡大してしまった原因であると後で気づきました。
皮膚科でとびひと診断されたので薬を毎日塗って保育園に行き、一日遊んで帰ってくると、よくなるどころひどくなり、また週末に皮膚科へ行って、薬を塗ってというのを何週か繰り返しました。
そんなとき、全然よく治らないことに不安と不満を持つママがクリニックでは治らないから、大学病院で診てもらおうと考え始めました。
ここで課題は共働き世帯ではどちらが会社を休んで大学病院へ連れて行くのかということでバトルが発生します。
今回はたまたまパパが仕事の都合をつけれそうということで、無謀にも紹介状なしで、大学病院へ行くことになりました。予想通り大学病院では待たされ、結局3時間待ち、診察してもらいました。お医者さんにお薬手帳やクリニックでの検査結果、そして患部を診てもらって出た結論は、クリニックの処置は適切であり、大学病院だからと言って、別の治療法があるわけではないということになりました。
その後も継続して薬を塗って様子を見ていましたが、長男のとびひは全然よくならず、週末に皮膚科に行って全然よくならないので、何とか治してもらえないかと強く相談したところ、より強く薬を試してみようという結論になりました。
そして、たまたま長男が風邪気味だったので、かかりつけの小児科に皮膚科での診察の後行って、風邪気味だから来たと説明し、とびひの話をしたら、とびひの患部をじぃーとみて、「これはひどいな」と行って、しばらく病後保育で預かろうと言ってっくれました。また、どんな薬を処方されているかをお薬手帳をお医者さんが見て、「子供にこんなきつい薬処方するとは何事だ」と激怒。もしこの薬を子供が飲んでいると、子供の永久歯に影響が出るところだったと説明を受け、びっくり。やはり子どもの病気は子どものことを知っているお医者さんに診てもらうことが大事だと改めて思いました。確かに、これまで最初にとびひと診断してくれていたのは小児科のお医者さんであり、その後皮膚科へ行って治療していました。しかし、今年は親が勝手にいつものとびひだからと思って、小児科へ行かずに直接皮膚科へ行ってしまったことが、治療を長引かせ、とびひが拡大してしまった要因であると反省しました。

とは言え、実際は小児科でしばらく治療の経過を診てもらってましたが、やはりなかなか治らなかったので、小児科の先生から紹介された皮膚科の先生のところへ行き、診てもらい、とびひだけでなく、アトピーもあるということわかり、治療方法を変えて、治療を開始したら、見事に改善しはじまました。
まだまだ小学校低学年くらいまでは、小児科のお医者さんに相談し、治療方法について相談する必要があることを改めて実感しました。皆さんも子どもの病気でなかなか改善が見られない時、原点に立ち戻って相談する人を変えてみてはと思いました。