Newsletter 2021/07 vol.47

毎日雨が降り続き、スッキリしない天候が続いていますが、相変わらず少しずつですが、活動していますので、今月も報告させて頂きます。

クラウドファンディング準備中

6月は8月からクラウドファンディング(Readyfor)で、300万円の支援を頂くための準備で、報告できることがあまり多くありません。ただ確実に「虐待、育児ストレスゼロ」を実現し、安心して、安全に子育てできる社会の実現に向けた準備は進んでいます。これから展開することについて、プレゼンをしたときの反応はかなり手応えを感じています。7月のどこかで事業計画の説明会をしたいなぁと思っていますので、決まりましたら、ご連絡します。

出産、育児の課題を解決した先にある世界について

クラウドファンディングの準備で、事業計画や事業モデルを改めて考える機会に恵まれ、1つ大きな進展がありました。それは、出産、育児の課題を解決できたら、どんな世界になるのか?またどんな世界を目指しているのかを言語化できたことです。

一言で言うと、「自分で選択できる社会が実現する」と言うことです。

日本では人類有史の時代から100年前くらいまで、生活する場所と仕事する場所、そして育児をする場所が同じで、「共同体」の中でしか生きていくことができず、個人が自由に選択することができませんでした。それが産業革命により、地域を離れて都市で仕事と生活ができるようになり、仕事と居住について選択の自由を得ることができ、多くの人たちが「共同体」を離れて、都市へ移動しました。その結果、育児において不自由さや孤立を感じるようになりました。これが現代の状態です。

“Anytime, Anywhere, With anyone“

そこで、自分たちがソリューションを提供することで、この「育児」の不自由さを解決し、仕事も住居も育児も自由に選択できるような世界を実現したいと言葉にできるようになりました。つまり、子どもがいても、仕事をしたい時に、仕事をし、生活したい場所で、生活できる社会です。
この世界を実現するためには、制度や仕組みではなく、まず社会の理解が必要だと考えています。なぜなら、個人が実現したいことは多様であり、その思いを尊重した空間を作り出すためには、お互いが尊重できる環境が必要です。数値目標だけの表面的な制度では、個々人の思いは尊重されません。また仕組みだけあっても、それを利用する人たちの思いは反映されていません。

これら3つは大事な要素ですが、社会課題を解決するには、社会の「理解」、「共感」を得ることが重要であると、最近強く感じています。

そんな思いを持ち、ソリューションの展開に向けて邁進していきます。
ご協力お願いします。