(記事)米CDC「新型コロナウイルス、子どもの感染では20%が入院必要に」

概要:CDCが子どもの感染では20%が入院が必要になると報告

日付:2020/04/07
出典:Newsweek日本版

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/cdc20.php?fbclid=IwAR1m6y1BDjpWf5O56_unX1Sy-_3QHkEPR8PZgUl7UhlA-0keFZ-FpbnpGVM

関連するレポート
CDC Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR) 2020/04/10

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/wr/mm6914e4.htm

COVID-19におけるアプリを活用した行動変容

新型コロナウイルス対策において、市民の行動変容を促すために、アプリの活用が進んでいます。中国でその効果が出たという情報がではじめているので、それぞれの国での取組みについて書かれた記事、論文と、そこからイメージを図にして比較してみました。

WeChat&Tencent Healthの取組み
https://a16z.com/…/03/31/global-coronavirus-apps-translated/
→中国におけるCOVID-19のITの活用状況
https://www.nri.com/jp/keyword/proposal/20200326

Apple COVID-19
https://www.apple.com/…/apple-releases-new-covid-19-app-and…
→米国におけるデジタルヘルスの課題
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMp2005835…

LINEヘルスケア
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3165

ご参考まで

(こそらぼ作成 2020/04/05時点の情報をもとに)

Newsletter 2020/04 vol.32

新型コロナウイルスの感染拡大によって

3月は初旬から学校が一斉休校となり、企業も在宅勤務を推奨するようになり、ワークスタイルもライフスタイルも大きく変わった1ヶ月でした。新型コロナウイルスは高齢者が罹患しやすく、若年層は感染しにくいかもと言われていましたが、3月下旬ごろから実はそうではなく、乳幼児も含めて若い人たちも感染することが報告され、状況が変わってきました。今できることは、手洗い、うがい、さらには密閉、密集、密接を避けることであり、外出を控えて、家にいることを徹底することです。SNSを中心に自宅に止まることを発信する#Stay Home、#StayAtHome“といハッシュタグが登場し、広く発信されています。

現在、こそらぼでは、新型コロナウイルスに関連する取組みをしています。

1)情報提供

新型コロナウイルスに関する妊娠、出産に関する情報がなく、不安に思っている妊産婦さんが多いことを受け、妊産婦、胎児、乳幼児等への影響に関する論文を収集し、Webサイトを介して発信し始めました。マスメディアの情報はどうしてもバイアスがかかるため、今はFactだけを知りたいので、海外の論文から情報を集めることにしています。
また、論文を収集することで、今医療現場で治療にあたっている医師、看護師、助産師等の医療従事者が情報を集める時間を短縮するお手伝いが少しでもできればと考えています。
3月初旬くらいから中国でどのように対応していたかというレポートが出始め、中旬には新型コロナウイルスは高齢者だけでなく、小児でも感染することが報告されたことで、子どもがいる親としてきっちり考えることであることを認識しました。新型コロナウイルスに関する妊娠、出産に関する情報がなく、不安に思っている妊産婦さんが多いことを受け、妊産婦、胎児、乳幼児等への影響に関する論文を収集し、Webサイトを介して発信し始めました。マスメディアの情報はどうしてもバイアスがかかるため、今はFactだけを知りたいので、海外の論文から情報を集めることにしています。
また、論文を収集することで、今医療現場で治療にあたっている医師、看護師、助産師等の医療従事者が情報を集める時間を短縮するお手伝いが少しでもできればと考えています。

2)Stay Homeの呼びかけ

現時点では、新型コロナウイルスを治療する薬も予防するワクチンもない状況であるので、感染しないことがもっとも大事なことだと思っています。そのためには感染する可能性のある密閉、密集、密接を避けるため、不要不急のこと以外の外出を控え、人に合わないことが有効です。一般人の感染者が増加するとともに、医療従事者の感染も増加しているため、本当に医療を必要とする時に、医療従事者がいなくなり、医療を受けることができない状態「医療崩壊」になる可能性が、日本でも出てきていることを知ってもらいたいのです。
政府や行政から外出自粛を呼びかけるだけでは、この事態を認識できていない人がいるので、一人でも多くに認識してもらえるように、SNSとWebを通じて“STAY HOME”を呼びかける活動を地道に行っています。

3)オンライン相談サイト(ベータ版)

小児へも感染するリスクが認識され、胎児への影響はまだわからないという状況で、不安に思う妊産婦さんたちが孤立しないようにするため、オンラインでの相談窓口を作ることができないかと考え、チャットベースで相談するための仕組みをベータ版として急遽準備しました。もともとこれから開発する予定の産前産後ケアサービス「MY助産師」というシステムで実装する予定だった一部の機能ですので、その検証が前倒ししたという感じです。もし利用してみたいという人がいれば、ご連絡下さい。
オンラインであるならば、動画で顔をみながら参加できるZoomも便利なツールと思いますが、赤ちゃんがいたりすると声を出しにくいことをあるので、テキストでのコミュニケーションであるチャットかなぁと思っているので、この辺りは実際に検証してみたいところです。

こそらぼとしては、できることは可能なかぎり協力していきたと考えています。
今後、状況が変化し、求められることも変わっていくと思いますので、柔軟に対応していきます。

The First Diet for Life Project発足に向けて

授乳や母乳について、社会で考えるため、「The First Diet for Life」という本にまとめた後、この題名のプロジェクトを発足し、活動を広めていきたいと考えています。その活動は産前産後の学びの場とリンクさせることで、これから妊娠、出産を控える女性、そのパートナ、そして社会が学ぶことができるようにしたいと思っています。知識を得るきっかけと、考える機会を得ることで、それぞれの意識、行動が変わることで、産前産後の課題の1つでも解決することができればと思っています。実際の活動は、新型コロナウイルスが落ち着いてからとなりますが、それまでにプロジェクトの内容をかためて、コンテンツの準備を進めていきます。いろいろご協力をお願いすることになるかと思いますが、引き続きよろしくお願いします。

最後に改めて外出を自粛し、新型コロナウイルスに感染しないことと感染を広げないようにみんなで取り組みましょう!