Newsletter 2022/02/01 vol.54

1月もあっという間に過ぎて、もう2月です。

今年は計画的に活動をしていこうと思い、手帳でやりたいこと、やらなければならないことを書き込みながら、進めています。

今年やりたいことの1つに露出を増やすことを挙げえており、2月にオンラインイベントに参加することにしました。

2月16日から開催されるDMMオンライン展示会「フェムテック推進EXPO ONLINE」に参加させて頂きます。もし良ければ、ご参加ください。

「フェムテック推進EXPO ONLINE」 
2022年2月16日から18日

https://exhibition.showbooth.dmm.com/events/femtech2202/

このイベントの中で、会社紹介を目的とするピッチの機会を頂き、今その準備を進めています。これまで何度かピッチをしてきましたが、本当に難しい。なぜなら、参加者の状態によって、言いたいこと、伝えたいことが変わり、それをどう伝えたらよいかが決まらないからです。いつも悩み、うまくできません。

上手い人のピッチを見ていると、伝えたい情報がクリアで、説明の順番や内容に違和感を感じることなく、すっと入ってきて、それいいねという感じになります。このような感覚に聴衆をするためには、どうしたら良いのかを、今回もチャレンジしているところです。

そこで、今回はシンプルにいこうと思い、構成を考えはじめました。

原点に戻って、自分たちは何がしたいのか、何を実現するために活動しているかから始めました。そうしたらいくつか気づきがあったので、それらの気づきを今回は整理してみようと思います。

1)共感を得るためには、実現したい世界観が必要

出産、育児に関する大変さを多くの人たちに知ってもらいたいと思って、現在起きている事象をどこからか数値を引っ張ってきて、「ほらっ、どうだ」とばかりに説明しても、理解は示されるが、共感や巻き込むという次のアクションに結び付きません。課題を認識してもらって、次のアクションに結びつけるためには、共感が必要です。そのためにはネガティブな課題を認識した上で、それを解決すれどんな世界があり、その世界を実現するためにどのように目指しているかを示す必要があるということを、改めて考えたことで気づきました。

2)社会を巻き込み課題を解決したら、どんな世界が来るのか

出産、育児に関して、社会を巻き込み仕組みで解決することを手段とするならば、その目的やゴールは、今は「大変、大変」と当事者が感じ、耐えるしかない状況ですが、次にやることは「大変だけど、楽しい」と言える環境を作ることであり、最終的には「楽しくて、大変」という社会を作ることであると、整理しました。

3)これからの世代の人たちへのメッセージ

これから出産、育児を始めようと思っている人たちが、ワクワクするような世界観を示さない限り、子育てをやってみたいと思えません。基本的なことですが、今の出産、育児の課題に取り組んでいる人たちは、課題を多くの人たちに認識して欲しいという思いから、実現したい社会のイメージを十分に発信できていないように思います。これは私も反省しなければならないと思いました・

4)全ての人が自分ごととなるようにするためには?

出産、育児の課題を解決するためには、社会の巻き込みが必要です。しかし、まだまだ出産、育児は女性が中心であり、男性のかかわりは理解されていないように思います。しかし、共働き育児をストレスなく行うためには、育児における男性の位置付けを周りに理解してもらう必要があります。そのためには、この課題を当事者だけでなく、周りの上司、部下、同僚が「自分ごと」として考える必要があります。これが非常に難しく、なかなかクリアできない課題であり、ここを重点的にクリアするため、活動しなければならないと再認識しました。

5)すべての人が自分ごとにするヒントあり!

このように考えていた時、フェムテックの文脈で広告業界の第一線で活躍されている方と打ち合わせさせて頂く機会があり、そこで出てきた言葉が「男女共通の課題」という言葉でした。
そこから「共働き育児は、男女共通の課題です。」という表現が、非常に納得感のある言葉であり、産前産後というと女性の課題であり、男性という文脈を連想させることが難しく、育児という言葉も育児に参画する男性は増えていますが、世代によっては少し関わっただけ、メインではなく、サブというイメージであり、今のようにガッツリ関わっているという前提のイメージが作れませんでした。しかし、共働きの世帯が増え、男女ともに仕事をする時代になり、育児を始めると考えたら、産前から女性も男性も準備が必要だと気づくような気がしました。

言葉の力、やっぱりすごいですね。

今回のピッチでどんな反応を頂くことができるか、少し楽しみです。

また撃沈されるかもしれませんが、それはそれで新たな気づきであり、次につなげていきたいと思いますので、前進あるのみです。

もしお時間が許すようであれば、こちらのオンラインイベントにご参加ください。