2019/03/01
第19号(2019年3月)こそらぼNewsletterにてご紹介させて頂きました。
うらわClipは2019年2月14日に一般社団法人としてスタートした組織です。浦和に住むパパ友が集まり、子どもたちに楽しいイベントを企画したり、仲間で楽しんでいた集まりが母体です。多くの人たちを巻き込みながら、活動範囲が広がったので、組織化したという経緯を持つ、ちょっと変わったパパ友の集まりです。
うらわClipの共同代表を務める長堀さんと三ツ口さんが開催した2017年の年末の忘年会に参加した時、2018年はこんなことしたい!というまだ構想だったのですが、2018年の1年間であっという間に活動が具体化し、大きな流れを生み出したという印象なので、私なりに大まかな展開を書いてみることにします。
「銭湯あそび」
これまでに何度か「銭湯あそび」は開催されているようですが、私が記憶するのは、昨年の1月に地元の銭湯「鹿島湯」で餅つき大会をからです。参加者は身内だけでなく、一般の人たちを巻き込んだ初めてのイベント?かと思いますが、開催されました。地元でも普段は交流していない子育て世代や多層な年齢の方々と繋がり、一気にイベントとしてネットワークの外部性が働き、ネットワークができたのではないかと思います。
「うらわLOOPマルシェ」(8月)
さいたま市役所前に浦和の魅力ある9店鋪が出店するマルシェを企画し、多くの人たちが来場したとのことです。いきなり市役所を巻き込み、大規模なイベントを企画、運営しているパパ友集団、只者ではない感じがします。当然、この時点では組織化はされておらず、個人レベルでそれを実現されたというのだから、「すごい!」の一言に尽きます。
「うらわ横串ミーティング」
彼らが活動する中で、浦和に熱い思いを持って活動している個人や組織がたくさんいることがわかり、それぞれが個別に活動するよりも、同じような思いを持つ人たちが横串のように繋がり、活動する方がパワーが集中できると考え、「うらわ横串ミーティング」という場を、10月に初めて作りました。
第2回が本年1月30日に地元のフレンチレストランの敷地内にあるアルビーノ村ギャラリー樟楠で開催され、そこに参加してきたので、報告します。
今回は浦和で活動する建築家、情報誌の編集、地域の防災や高齢者の課題に取り組む方やギャラリーのオーナーたちが、「うらわ圏」といういろんな空間でどんな世界観で活動しているかを発表されるところから始まりました。
みなさん、浦和という街を思い、よりよい空間にしたいという気持ちが熱かったです。都心に隣接する都市である浦和、一見都会的で人との関係が希薄なのかなぁという印象を持ってましたが、全くそうではなく、非常に地元への思いが熱く、楽しそうな街だなぁという印象を持ちました。
また4−50名ほどの参加者たちが情報交換する中で、こんなことも、あんなこともできるかも!と、次から次へと新しいアイデアと企画が出てきて、すぐに実現するかのように調整が進み、盛り上がっていました。
そして、彼らの活動と思いに賛同し、会場を提供された老舗アルビーノの女性専務が、「日々の鍛錬の積み重ねの結果、作品となる」と料理の話と陶芸の作家の話を合わせてされて挨拶されたのが心に残りました。また彼女は意思を持って行動を起こし、意思を持ち続けて活動することの大事さを伝えておられるようで、これからスタートする「うらわClip」の活動に、熱いエールを送られていました。
「うらわ圏」という空間で、これからいろんな面白いイベントがたくさん企画されると思いますので、もしご興味あれば、コラボして頂ければと思います。
一般社団法人うらわClip
https://urawaclip.localinfo.jp/