スゴパパ工場(子育て×パパ)

2018/06/01

今回は、「スゴパパ工場」というパパ向けの講座を紹介します。放送作家で兼業主夫である杉山錠士さんが主宰しています。子どもたちから「パパ、すごい!」と言われることをテーマに講座が企画されています。

4月に開催された「スゴパパ バーベキュー道 肉以外でも子どもたちを喜ばせるべし!」というイベントに参加した時のことを紹介します。

まず初めに、「バーベキューは屋外焼肉ではない!」と言われ、その理由を聞いてなるほどと思い、納得。「バーベキューとは海外では父親から子どもたちへ伝えられるものであり、おもてなしの心を持って行うものである」とのこと。何も考えずにバーベキューというと、友人や知人が集まり、屋外で炭火で網の上に肉を置いて、焼いて食べることをイメージしてしまいますが、本格的なバーベキューでは火の起こし方から炭火の火力の考え方、料理の出す順番、さらには炭火を使ったデザートの作り方など考えて行うものであり、また参加者への気配りとして最初簡単に食べることができるオードブルを準備することが大事と教えてもらいました。

そんなバーベキューのやり方を多くの人に伝えるため、日本には日本バーベキュー協会なる組織があり、習熟度に応じて、上級、中級、初級のインストラクターを認定する制度があることにもびっくり。実際にこの上級インストラクターの方の理にかなった説明は説得力があり、なるほどということばかりで、ほんと子どもたちの前でバーベキューをしてそれぞれについて説明できたら、「すごい!」と言われるのは間違いなしだと思いました。

特に、バーベキューで大きな塊肉に調味料を擦り込み、下準備してから、火力が調節された網の上で焼くってことは、すごくスマートであり、かっこいい。屋外焼肉では肉屋さんで買ってきたパックから出しながら、順番に出しながら焼くのとは全然見え方が違う。

また、野菜の素材の特性を活かした焼き方として、ピーマンを丸ごと(半分に切らずに、そのまま)焼いて、塩で食べるという実演があり、ピーマンの苦味はなく、甘くて美味しいことに衝撃でした。これを実際に友人のバーベキューでやってみたところ好評でした。学んだことは実践、さらには共有。最後に、食後のデザートですが、これもバーベキューでは網を使って行うものらしい。今回はオレンジを焼いて食べましたが、これもピーマン同様、意外な調理方法でしたが、非常に美味しく、参加者の皆さんも満足されてました。

このバーベキューの企画は好評だったようで、6月29日に再び企画されているようで、ぜひ参加頂き、バーベキューの奥深さを体感し、子どもたちに実践し、「パパ、すごい!」と言われてみてもらえればと思います。

スゴパパ工場では、これまでにバーベキュー以外に、貝印社とコラボで包丁研ぎを学んだり、オタフクソース社と一緒に広島お好み焼きを作ったりと、いろいろ企画されて、「パパ、すごい!」と子どもたちから言われるような学校を開講されています。