Health2.0-Asia Japan

2019/01/01

今回は初めてビジネスコンテストに参加したお話をさせていただきます。参加したビジネスコンテストは、「Health2.0-Asina Japan」で、そのLightning Pitchに出場しました。

Healt2.0は2007年にカリフォルニアではじまり、医療・ヘルスケア領域の最新テクノロジーを紹介する世界最大規模のカンファレンスです。その日本版がHealth2.0-Asia Japanとなり、メドピア株式会社が2015年からカンファレンスを運営しています。
今年は12月4日と5日の2日間で渋谷・ヒカリエで開催されました。来場者は1000名くらいでした。

Health2.0-Asia Japanについて
https://www.health2conjapan.com/index.html

残念ながら書類審査から決勝の権利を得ることはできませんでしたが、敗者復活戦であるLightning Pitchの出場権は得ることができました。そして聴衆のいる前で3分間のプレゼンをさせていただく機会をいただき、自分たちのビジネスモデルについてプレゼンをしてきました。これまで「母乳フローラセルフチェックサービス」に関するビジネスモデルを少人数向けには説明したことがありましたが、不特定多数(30-40名とインターネット中継)にむけてプレゼンするのははじめての経験で、少々ドタバタでしたが、無事に3分間でプレゼンを行いました。

Lightning Pitchに出ている方たちのプレゼンを見ていると、いくつか自分たちに足りないものが明確になり、非常に勉強させていただくことが多くありました。

1) ビジネスモデルの完成度

他社のプレゼンを見ていると、課題に対して解決する方法が明確であり、自分たちよりもビジネスモデルが洗練されていることを実感しました。
まだまだ自分たちはビジネスモデルを洗練する必要があり、仮説検証を行いながら、シンプルに語れるようにしなければならないと思いました。

2) 顧客との反応とその実績、さらには市場予測

サービスの企画レベルでのプレゼンは説得力に欠けることは予めわかっていましたが、その差はやはり歴然でした。
サービスを試作でもユーザが使っているかは非常に大事で、ユーザの声を把握していることはさらに重要だと認識しました。そして、勝負する市場の規模や成長性をアピールする数値の大事さは当たり前ですが、ほんと大事だと思いました。

3) エビデンスに関するパートナーシップの強さ

ヘルスケア領域の場合、課題を解決するソリューションは何となく正しいではNGで、なぜ正しいのかをサイエンスとして説明することがポイントになります。ビジネスモデルを作り、サービスを試行しただけでは不十分で、その結果をエビデンスとして、誰が論文にまとめて発表するかが大事であり、そこまでできて説得力のあるビジネスモデルとなることを再認識しました。
まだ粗削りでビジネスコンテストに出るレベルではないことは重々承知で、参加してみましたけど、参加することで学ぶことができたので、この経験を活かしてビジネスプランを洗練させていこうと思います。

2019年度はどこかのビジネスコンテストで受賞できるようになるたいという思いが強くなりました。