母乳ドック(開発中)

アカデミアとの共同研究により、エビデンスに基づいて基準を作り、母乳中の細菌(フローラ)の状態から母乳の状態を評価するための仕組みを提供します。

研究テーマ

赤ちゃんにとっての食事である「母乳」が赤ちゃんの免疫にどのような働きをしているかを理解するため、赤ちゃんの腸内細菌の状態に着目し、その腸内細菌の元となる食事、つまりは母乳中の細菌の状態を調べ、相関を見るという研究活動を実施しています。

研究概要

大学病院で出産されたお母さんと赤ちゃんに協力を頂き、母乳と赤ちゃんのウンチを生後3日、14日、30日の3回、サンプルとして提供頂き、それぞれの細菌叢を解析しています。またその時の状態を把握するために、エジンバラうつ診断票とアンケートを実施しています。集めたデータから母乳の健康度を評価するために必要な因子を探す活動を行っています。